駄菓子屋さんの代表的なおやつは?と聞かれて、思い浮かべるおやつは何でしょう?
私はだんぜん「きなこ棒」!
香ばしい、きなこのねっちりとした食感。
当たりの赤い棒が出た時の嬉しさ。
何より、当たりが出る確率が高いので、ちょっとお得感もありますよね。
そんな懐かしのおやつ「きなこ棒」。
たった3つの材料で手作りできることをご存じでしょうか?今回は、はちみつを使った「きなこ棒」のレシピをご紹介します。
お手軽かんたん!はちみつを使ったきなこ棒レシピ
材料はたった3つ
・きなこ
・水あめ
・はちみつ
です。
爪楊枝があれば、さらにお店に近い仕上がりになるので、ぜひ使ってみて下さいね。
きなこ棒の作り方
・きなこ 100g
・水あめ 100g
今回は、喜界島産のごまはちみつを使ってより風味良く香ばしさを引き立てるように仕上げて行きます。
1.材料を計り、水あめとはちみつは一緒のボウルに入れておく。
2.水あめとはちみつを、電子レンジで30秒温める。
トロトロと流れるくらいになればOK.
3.きなこに水あめとはちみつを加えて、よくこねる。
混ぜ始めはへらで、ある程度まとまったら手でこねて行く。
5.きなこをまぶす。
カットしてすぐにまぶした方が、くっつきにくくなる。
6.爪楊枝を刺すと、より駄菓子屋さんのきなこ棒に近くなるのでおすすめです。
7.爪楊枝に当たりを付けたい場合は、食紅を水でのばして着色する。
とっても簡単なので、お子さんと一緒に作るのも楽しそうですね!
ご自宅でぜひチャレンジしてみて下さい。
はちみつに含まれるフルクトースの特性と食材に利用するメリット
多くのお菓子や料理に使われる「はちみつ」ですが、食材として使うメリットについて解説します。
はちみつは、フルクトース、グルコースのような単糖を主成分とする高濃度食品です。体内に吸収されやすく、エネルギー源としての役割も果たします。
特に、はちみつに多く含まれるフルクトースは、甘みが強く、水分を保持するという特徴があります。
べたつきの原因にもなりますが、食材に使うことで、水分が蒸発しにくく、しっとりとした食感を生み出します。
フルクトースは、他の糖に比べて甘みが強く、温度が低いほどより甘みを強く感じます。低糖質がブームになっている昨今、糖分を抑えたい方にはうってつけの食材です。
また、フルクトースには面白い性質があります。酔い覚めを早くし、糖尿病患者にもよく、疲労回復にも有効という生理作用もあるといわれています。
このことから、日々の暮らしにはちみつをプラスすることは、メリットが大きいことがわかります。
はちみつの国内利用状況と、輸入はちみつの問題点とは?
では、日本国内でのはちみつの利用状況はどのように推移しているのでしょうか?
近年、日本国内でのはちみつの需要は年々高まっており、多くの一般家庭に普及しています。
年間、日本国内では8000トンが消費され、世界生産量の1.2%を占めています。そのほとんどが輸入はちみつです。
輸入されたはちみつは、工場で加熱・溶解・混合・詰め替えなどの処理が施され、みなさんの食卓へ運ばれます。
しかし、天然の未加工はちみつと比べて、輸入はちみつ品質は風味・成分共に劣っているというデータがあります。
品質劣化の原因は、結晶固化したままのはちみつを再包装するために加熱処理するからです。
90℃で30分加熱したはちみつと、無加熱のはちみつを比べるとフラクトースの量の減少が大きく、ビタミンCも微減、また、風味にも影響することがわかっています。
安価な輸入はちみつに比べて、国産はちみつの価格は高価ですが、上記の事実を踏まえて食べ比べをしてみると面白いかもしれません。
参考:蜂蜜の特性とその利用
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