今回は「奇跡のはちみつ自然療法」を執筆された崎谷博征先生(医学博士)にインタビューをさせて頂きました。
今回の著書は医学的な面、特にエビデンス面からはちみつを解説されている点で非常に画期的な内容となっております。
そんな崎谷先生にお話を伺ってまいりました。
<池上>
今日はお忙しい中、ありがとうございます。それでは、少し順を追ってお話をしていただきたいと思います。まず、なぜ今回この蜂蜜の本を書こうと思ったのか、そのきっかけから教えていただけますか?
<崎谷先生>
はい、今回2020年のCOVID-19パンデミックをきっかけに、多くの人々が政府や医学の嘘に気づき始めたことが大きな理由です。コロナ禍を通じて、一般の人々も様々な陰謀論や不確かな情報に接する機会が増えました。
しかし、その背景にはもっと基本的な問題があると考えました。それは、権力者たちが最初に作り上げた「悪玉説」です。この「悪玉説」に対して、いくらCOVID-19が嘘だとか、ワクチンが危険だとか言って反対している人たちも、この部分だけは洗脳されていることが多いのです。
このため、科学がどのようにおかしくなっているのかを伝えるために、本を書くことにしました。
<池上>
なるほど。COVID-19がきっかけで、多くの人々が政府や医学に対する疑念を抱くようになったのですね。それでは、この本の中で特に力を入れた部分について教えていただけますか?
<崎谷先生>
はい、一番の特徴は徹底的にエビデンスを調べて書いたことです。これは多くの専門家でも「悪玉説」に洗脳されており、糖質制限を唱えている医師や研究者がたくさんいる現状に対応するためです。
一般の方にはここまでのエビデンスは必要ないかもしれませんが、勉強したい人や深く理解したい人たちに向けて、説得するのではなく、論文を読んで自分で判断してもらうための材料を提供することを意図しました。
<池上>
確かに、エビデンスに基づいた情報は非常に説得力がありますね。それだけのエビデンスを揃えるのは大変だったのではないでしょうか?
<崎谷先生>
確かに大変でした。しかし、これだけのエビデンスが揃っていれば、「じゃあどうぞ、自分で判断してください」というスタンスが取れるのです。
一生懸命説明しても、自分の考えだろうで済まされてしまうことが多いですから、エビデンスを提示することが非常に重要だと考えました。
また、エビデンスを通じて、読者自身が科学的な事実を理解し、誤解を解くことができるようになることを目指しました。
<池上>
本の中には蜂蜜の効果やメリットについてもたくさん書かれていると伺いましたが、特に読んでほしい部分はどこですか?
<崎谷先生>
蜂蜜は古くから現代医学でも傷の治療などで使われてきたことが認められています。そのため、蜂蜜の効果やメリットについては多くの方が理解していると思いますが、特に読んでほしいのは「悪玉説」に対する誤解を解く部分です。
糖尿病が増えているのは、現代の食品に含まれる大量の糖質が原因です。しかし、適量の砂糖を摂取すること自体が悪いとされるのは誤解です。
過去には糖尿病はほとんど存在しなかったのです。
<池上>
糖尿病の増加については、具体的にどのようなことが原因だと考えていますか?
<崎谷先生>
糖尿病が増えた主な原因は、現代の食品に含まれる糖質の量が増えたことです。適量の砂糖を摂取することが悪いとされるのは誤解です。
過去には糖尿病はほとんど存在しなかったのです。つまり、現代の食生活が糖尿病を引き起こしているのです。現代の加工食品や清涼飲料水などに含まれる大量の砂糖が、体に悪影響を及ぼしているのです。
特に精製された砂糖や高フルクトースコーンシロップが多く含まれる食品が問題です。
<池上>
蜂蜜を過剰摂取する人々についてはどうお考えですか?
<崎谷先生>
確かに、蜂蜜の効果を過信して過剰摂取する人々がいます。例えば、熊のプーさんのように蜂蜜を大量に摂取するのは良くありません。
適量を守ることが重要です。蜂蜜は適度に摂取することが大切であり、エネルギー消費量に応じた摂取が推奨されます。
例えば、運動をたくさんする人や高エネルギーを必要とする人には、少し多めに摂取しても問題ありませんが、一般的な生活をしている人にとっては適量を守ることが大切です。
<池上>
具体的には、どのようにして適量を守ることができますか?
<崎谷先生>
私自身、蜂蜜を直接スプーンですくって食べることはほとんどありません。蜂蜜は濃厚で、男性には苦手な人も多いです。私は蜂蜜をコーヒーやジュースに入れて飲むことが多いですが、それも限度があります。
適量を守るためには、自分のエネルギー消費量に応じて調整することが大切です。例えば、風邪を引いたり、エネルギーが不足したときには少し多めに摂取することもあります。逆に、エネルギー消費が少ない日は控えめにすることが大切です。
<池上>
最後に、蜂蜜の種類や選び方について何かアドバイスはありますか?
<崎谷先生>
蜂蜜には多くの種類がありますが、自分の体に合ったものを選ぶことが大切です。また、蜂蜜の品質にも注意が必要です。できるだけ純粋な蜂蜜を選び、添加物が含まれていないものを選ぶことをお勧めします。
純粋な蜂蜜は、そのまま摂取するだけでなく、料理や飲み物に加えて楽しむこともできます。例えば、パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりすることで、手軽に蜂蜜の効果を享受することができます。
<池上>
ありがとうございました。今回はとても興味深いお話を伺うことができました。
<崎谷先生>
こちらこそ、ありがとうございました。皆さんが蜂蜜の効果を正しく理解し、適量を守って健康に役立てていただければ幸いです。
また、蜂蜜の利用方法についても、創意工夫を凝らして楽しんでいただければと思います。
最後に
このインタビューを通じて、蜂蜜の効果や利用方法についての理解が深まり、皆様が健康に役立てるためのヒントが得られたのではないでしょうか。
崎谷先生の本は、科学的なエビデンスに基づいて書かれており、信頼性の高い情報が詰まっています。ぜひ、一読して蜂蜜の素晴らしさを再確認してみてください。
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以上
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