テレビで時々食品偽装のニュースを見かけますが、残念ながらハチミツもよく偽装されている食品の一つになります。
実は世界で不純物が混入されている食品のTOP3にハチミツが入っているのです。
特に世界的に有名なニュージーランドのマヌカハニーは、年間の生産量が1700トンなのに対し、市場で販売されている量は1万トン以上になります。
つまり、私たちがお店やネットで購入するマヌカハニーの90%以上がニセモノ、もしくは水増ししたマヌカハニーなのです。
これはマヌカハニーに限った事ではなく、世界中のあらゆるハチミツにも当てはまります。
混ぜ物によく使われる甘味料で一番多いのは、果糖ブドウ糖液糖(異性化糖、コーンシロップ、HFCS)です。
本来純粋なハチミツは、ミツバチが花の蜜を構成しているショ糖などの2糖類、3糖類や炭水化物を、ミツバチの酵素で単糖のフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)に分解しています。果糖ブドウ糖液糖は、この蜜蜂が作り上げる果糖とブドウ糖に科学的組成が近いという理由で、人工的に製造した物をハチミツに混ぜているのです。
人工的に製造された果糖ブドウ糖液糖は、純粋ハチミツのブドウ糖と果糖と科学的組成こそ近いものの、原材料は遺伝子組み換えのコーンから作られている事がほとんどで、花の蜜とは全くの別物になります。
また、果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも材料費が安いため、安価に大量生産されたものをハチミツに混ぜる事によって、コスト削減や利益率を増やす目的で使用されている事もあります。
さらに恐いのは、果糖ブドウ糖液糖そのものが肥満やガンなどの病気を引き起こす恐れがあると、懸念されていることです。
体にいいと思って食べていた蜂蜜が混ぜ物のハチミツの場合、逆に体を壊してしまう可能性があります。
実際にハチミツを食べてアレルギー反応が出たり、体調が悪くなったという人の話しを耳にする事がありますが、体が果糖ブドウ糖液糖に反応しているのではないでしょうか。
では、このような混ぜ物のハチミツと純粋なハチミツを見分けるにはどうしたら良いのでしょうか。
本来ならハチミツの原材料のラベルを確認すれば良いのですが、実際には水増しされている果糖ブドウ糖液糖は表記されていない事がほとんどです。その為ニセモノと本物を見分ける作業はとても難しいのが現状です。
一番確実なのは、信頼出来る養蜂家や販売業者を探して、彼らから直接買う事です。
もしくは、購入した蜂蜜を自分で第3者テスト機関に出して調べてもらうことも一つの方法です。
また、普段から本物のハチミツを食べ続けていると、偽物を食べた時に味の違和感に気付く事でしょう。本物のハチミツのテクスチャーや粘度は、偽物とは明らかに違います。偽物は喉に後惹く感じが残り、テクスチャーも緩い事がよくあります。
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