強く気品あふれる香りを放っているラベンダー
ほんの少しの香りで、一気に世界を変えてくれるラベンダーはシソ科の植物です。国内では、富良野のラベンダー畑があまりにも有名であり、毎年多くの観光客が訪れるスポットととして私たちの目や鼻を楽しませてくれています。
海外においてラベンダーは、ヨーロッパを中心に自生、栽培が行われており、古代ギリシャやローマでは洗濯したリネンに使用して香りを楽しんだり、薬として火傷の治療などに用いられてきました。
ラベンダーは気品あふれる優雅な香りをまとっており、日本においても古くから芳香剤やポプリなど広く使われています。富良野のラベンダー畑の印象が強いため、その花は紫だと思われがちですが、実はラベンダーの品種は非常に多く、白やピンク色のものも見られます。
総じて、どの品種も高温多湿に弱いので、夏場に過ごしやすい北海道はラベンダーの栽培に打ってつけの場所だと言えるでしょう。
ミツバチにも好まれるラベンダー
私たちがラベンダーに魅力を感じるように、ミツバチもラベンダーを好んでいます。それは、ラベンダーにたくさんの蜜があることや、強く繊細な香りを放っていることが影響を与えています。
干し草をも思わせるようなラベンダーはちみつは、苦味はなくほのかに酸味を感じます。また、フルーティーさも感じられ、色は白から琥珀色で比較的、薄い色が特徴的です。
ラベンダーは芳香剤などにもよく使われていますが、紅茶やお菓子、料理にも良く用いられます。
ラベンダーはちみつの特徴
特徴ある香りが楽しめるラベンダーはちみつは海外でも人気が高く、プレミアムなはちみつとして扱われています。味わいは非常に繊細で、ブルーチーズなどクセのある食品と合わせても相性抜群です。
また、ヨーロッパでかつてペストが大流行した頃はラベンダーの薬効成分が注目を浴び、様々な研究がなされました。
ラベンダーはちみつは、ビタミンやミネラル、ポリフェノールに加えてリラックス効果がとても高いので、就寝前にホットミルクと一緒に楽しむことでより快適な睡眠が得られることでしょう。
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