美味しいブルーベリーとハチミツが楽しめる!そよ風ベリーハウスとは?
今回は、美味しいブルーベリーとハチミツが楽しめるとの噂を聞き、蓬田村でブルーベリーの栽培をされている「そよ風ベリーハウス」さんにお邪魔しました。
青森県蓬田村(よもぎたむら)は、青森県東津軽郡南部に位置するのどかな村で、昔からお米の栽培が盛んな場所です。
「そよ風ベリーハウス」さんも、四方をのどかな田園風景に囲まれ、虫やカエルなど自然と触れ合いながらブルーベリー狩りを楽しむことができます。
ブルーベリーとハチの甘い関係とは?
そよ風ベリーハウスさんでは、無農薬・無化学肥料でブルーベリーを育てています。
以前は有機肥料を使用していましたが、今では肥料も使っていません。
自生する草が豊かな自然肥料となり、美味しいブルーベリーが出来上がるそうです。
今年は春先に日照りが続き、花の多くが実のなる前に落ちてしまいました。
例年よりもブルーベリーの量は少ないですが、摘み立ての完熟ブルーベリーをその場で楽しむことができます。
また、ブルーベリーを受粉させるために「ミツバチ」の活躍が欠かせません。
そよ風ベリーハウスさんでは、西洋ミツバチ・日本ミツバチの両方を育てています。
入り口にちょこんと置かれた巣箱の中から、西洋ミツバチが顔をのぞかせていてなんとも可愛らしい。
このミツバチ達は、人が近づいたり、覗き込んでも静かに巣箱の中にいます。大抵のミツバチは大人しい性格ですが、中には気の荒いミツバチもいるそうです。
そよ風ベリーファームさんでは、性格の大人しい性質のミツバチを選んで飼育しているため襲ってこないそうです。
この時期(7月末)、ミツバチを巣箱から別な箱に移す【分蜂ぶんぽう】という作業をすることで、ミツバチを増やします。
今回、分蜂の作業を見せて頂くことができました。
ミツバチを増やす、分蜂とは?
分蜂のとは、すでに女王蜂がいる新しい巣箱へ別な巣箱から採った良い系統の女王蜂の卵を入れてミツバチを増やす方法です。
良い系統のミツバチを足してあげることで、巣箱の成長スピードが上がるだけでなく落ち着いた気性のミツバチを増やすことが出来ます。
気性の荒いミツバチから分蜂してしまうと、うるさいミツバチが増えてしまうそうです。
ミツバチの入っている箱は2段になっており、上がハチミツを貯める部分。
下は女王蜂が子育てをする部分に分かれています。
上の板から下の板へは移動出来ないように透かしが入っています。
下の板から、ミツバチの子供が入った板を取り出して、別な箱に移します。
最後に、新しい女王蜂がいる箱へ子ミツバチの板を入れることで、自然にミツバチが増えていくそうです。
女王蜂は、他のミツバチよりも一回り体が大きいのですが、見つけやすいように、背中に黄色いマークがついていました。
皆さんは、見つけることが出来ましたか?
よく目を凝らして、探してみて下さいね。
ハチに刺された時の対処法を教えていただきました。
養蜂と切っても切れないのが、ミツバチに刺されること。
とにかく静かに、近くに来ても動かないのが鉄則ですが、どうしても刺されてしまう時があるそうです。
もし、ミツバチに刺されてしまったら・・・
すぐに針を抜いて、毒を絞り出し、冷やすのが良いそうです。
初めて刺された時が1番痛いとのことでした。
刺されるうちに、痛くなくなるそうです(笑)
そよ風ベリーハウスさんのご案内
そよ風ベリーハウスさんでは、ハチミツも販売しています。
余計な手を加えず、ミツバチが集めた天然100%のハチミツです。
糖度が高く、口の中で味が変化して行きます。
優しい花の香りと、フルーティな酸味。最後に甘みが残って、すーっと消えて行きます。
現在そよ風ベリーハウスさんで販売されているハチミツは、
大・中サイズのハチミツが「ブルーベリー」
小サイズのハチミツが「ブラックベリー」です。
ブラックベリーのハチミツは、ピリっとした辛さもあり、チーズやワインとも相性が良さそうです。
ブルーベリー狩りと一緒に、美味しいハチミツも楽しんでみて下さい。
【そよ風ベリーハウス】
030-1213
青森県東津軽郡蓬田村長科浦田250
森さん 080-5554-6086
入園料
大人500円
小学生300円
持ち帰り1パック500円
ハチミツ800円~
来園前に、電話で生育状況を確認して下さい。
ブルーベリー狩りは、お盆頃まで楽しむことが出来ます。
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