はちみつはそのまま食べてもおいしく、また料理に使っても活躍してくれるものです。
そしてこのはちみつは、カクテルの材料としても使うことができるものです。
ここでは、はちみつを使ったカクテルを3つ取り上げ、その作り方や味について解説していきます。
<だれでも簡単! すぐに手に入る材料で作れる「はちみつレモンスカッシュ」>
【材料】
はちみつ5グラム ジン15ミリリットル レモン汁5ミリリットル ソーダ適量 レモン8分の1カット
【作り方】
まずグラスに、レモン汁とはちみつを入れます。そののち氷を入れて、上からソーダを注ぎます。よく混ぜてはちみつを溶かし、最後に8分の1にカットしたレモンを飾ればはちみつレモンスカッシュの完成です!
【味わい】
今回紹介するカクテルのなかでもっとも簡単に作れるのが、この「はちみつレモンスカッシュ」です。シェイカーいらずで作れますし、近所にあるスーパーですべての材料がそろうであろうレシピなので、カクテル初心者さんでも作りやすいといえます。
非常にさわやかで、極限まで飲みやすいお酒だといえるでしょう。けれんみがまったくなく、お酒を好まない人でも飲める味です。「レモンスカッシュ」の名前に恥じないほどにレモンの香りがしっかり聞いています。
フレーバーの効いた炭酸水といったイメージであり、はちみつがそこに香りをつけ足しているカクテルでもあります。
はちみつレモンスカッシュは非常に飲みやすいカクテルで、夏に飲みたくなるドリンクだといえます。
ただ、お酒が好きな人には少し物足りないかもしれません。その場合はジンの分量を増やしてみてください。
<「みつばちのキス」の名前を持つ「ビーズ・キッス」ははちみつの香りも味わえる>
【材料】
はちみつ10グラム ラム40ミリリットル 生クリーム10ミリリットル
【作り方】
すべての材料をシェイカーに入れてシェイクして、カクテルグラスに入れて完成です。
シェイカーに氷を入れるか入れないかは、レシピによって異なります。
【味わい】
はちみつの香りがきちんと生きたカクテルを楽しみたいのであれば、この「ビーズ・キッス」がよいでしょう。「みつばちのキス」の名前を持つだけあって、はちみつの香りがしっかり楽しめます。そしてこのはちみつの香りが、ラムの香りと非常によくマッチします。
優しそうな外見をしていますが、ラムが聞いていて、味わいとしては辛口です。まろやかながらもアルコールの切れ味を楽しむことのできる1杯だといえるでしょう。
度数も26.7度と非常に高いので、飲みすぎには注意したいものです。
<ウイスキーの芳醇な香りが楽しめる「ヘア・オブ・ザ・ドック」>
【材料】
はちみつ15グラム スコッチウイスキー30ミリリットル 生クリーム15ミリリットル
【作り方】
すべての材料をシェイカーに入れてシェイクし、グラスに入れて完成です。
【味わい】
見た目からは想像もつかないほどにウイスキーの香りが強く出るのが「ヘア・オブ・ザ・ドック」の特徴です。
生クリームの乳脂肪分とはちみつの甘さでウイスキーをまろやかにしたように感じられるカクテルであり、ウイスキーのバリエーションのうちの1つだと考えるとよいでしょう。
はちみつはそれほど主張しません。ウイスキーの味をまろやかにすることがヘア・オブ・ザ・ドックにおけるはちみつの役目であり、その香りや味はウイスキーの影に隠れます。
はちみつを使って作るカクテルは、ここで挙げた3つ以外にもたくさんあります。はちみつの香りや味がよく生きているものも多く、作る楽しみもあります。
なかにはシェイカーを利用せずに作れるものもありますから、気軽にチャレンジしてみてください。
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