ローズマリーはちみつとは?
香り高いローズマリー
代表的なハーブとして知られているローズマリーは、シソ科マンネンロウ属の植物です。和名はマンネンロウと言い、地中海沿岸の乾燥地帯を中心に世界の広い地域で栽培されています。
日本でも人気があるハーブなので目にする機会も多いですし、その苗はホームセンターなどで販売されているので、手軽に入手することができます。観賞用としてはもちろんのこと、料理にプラスすることで華やかさを演出してくれるので私たちの生活に根付いたハーブのひとつだと言えるでしょう。
幅広い用途で使われているローズマリー
ローズマリーは、秋から春にかけて白や青、ピンク色の小さく可愛らしいを咲かせてくれます。葉は尖ったような独特の形をしており、乾燥させることで香りはさらに引き立つので、肉や魚料理の臭み消しとして広く使われています。また、料理に添えることで飾り付けとしての役割も担ってくれます。
そのほか、ローズマリーはハーブティーとしても人気がありますし、その気品あふれる香りの高さから、精油としても親しまれています。精油にすることでさわやかな清涼感のある香りは増していくので、集中力を高めたい朝や仕事や勉強をするときには特にオススメです。
ローズマリーはちみつの特徴
ハーブ特有の香りがするローズマリーはちみつは、甘みが強いにも関わらず口の中にさわやかさが残ります。ハーブティーとの相性は抜群ですし、肉や魚と合わせれば豊かな香りで食卓を彩ってくれることでしょう。
国内で販売されているローズマリーはちみつはスペイン産のものが多く、産地によって若干の違いはありますが、ローズマリー自体よりもクセが少なく食べやすいのも特徴です。
もちろん、他のはちみつと同様にポリフェノールやビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるので健康の増進に一役買ってくれます。また、肌や髪をツヤツヤにしてくれる効果もあるので、外からだけではなく内側からも美しくしてくれるはちみつだと言えます。
そして、ローズマリーはちみつに最も特徴的なのが、胆汁の分泌を促進させる働きです。胆汁は肝臓でつくられた後、脂肪の消化や吸収、解毒などに深く関わっている消化液であり、脂溶性ビタミンを吸収しやすい形へと変える働きも担ってくれています。胆汁の分泌量が低下してしまうと老廃物が排出しにくくなって便は白っぽく、そして尿や皮膚は黄色く変化してしまいます。
ハーブが好きな方や、普段とは一味違ったはちみつを探しているという方には特にオススメのローズマリーはちみつ、是非試してみてはいかがでしょうか。