クローバーはちみつとは?

幸運を運んでくれるクローバー

幸運を運んでくれる四つ葉のクローバーを、河川敷や野原などで探した経験がある方はかなり多いのではないでしょうか。

一般的にクローバーの葉は3枚からなる三つ葉ですが、滅多に4枚の葉をもつクローバーがなく、諸説ありますが、見つけた人には幸せが訪れると言われるようになりました。

クローバーはマメ科シャジクソウ属の植物全体を指しますが、日本では白く可愛らしい花を咲かせてくれるシロツメクサとクローバーはほぼ同等のものとして呼ばれています。

クローバーはその愛らしさから幸運のモチーフとしてだけではなく、子供が髪飾りとして遊ぶこともあるなど人々の間で親しまれている植物です。でも、実はとても素晴らしい力を秘めているのです。

クローバーはなんと、大気中に存在している窒素を取り込み、根粒菌の力によって養分として利用できる形に変えてくれます。大気中の8割は窒素と言われていますが、そのままでは利用することができません。しかし、マメ科の植物であるクローバーの根には根粒菌が住んでおり、この力にによって豊かな土壌が生まれるのです。

また、クローバーは地面を這うように育っていきますが、これによって土の乾燥を防ぎ、そこにいる微生物の生育環境を守ってくれるという働きも担っているのです。

海外ではポピュラーなクローバーはちみつ

小さい頃にクローバーの花の蜜を吸ったことがある方、意外と多いのではないでしょうか。日本ではあまり認知度が高くありませんが、海外でクローバーはちみつは、とてもポピュラーなはちみつの一つとして知られています。

クセが少なくなく甘みも強すぎないので、世界中の多くの人々に愛されています。とは言え、季節や場所によって多少の違いはあり、人によってはクローバーの花ではなく葉の風味を感じる場合もあるようです。

クローバーはちみつの特徴

艶やかな透明感のある金色をしており、とても色合いが美しいはちみつです。

クローバーはちみつはアカシア花はちみつほどではありませんが、ブドウ糖の割合が高く、結晶化しやすいという特徴があります。かたさを感じるので、少し食べにくいと思うかもしれません。

しかし、ブドウ糖は脳の貴重なエネルギー源です。脳は他の臓器と比べてエネルギーの消費割合が高く、さらにブドウ糖のみを栄養源として用いています。

そのため、集中力を高めたい時や朝など、積極的に摂取することでよりスピーディに活動し始めることができます。

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